2022-01-01から1年間の記事一覧

人に仕事を依頼するときは甘えんぼうではいけません。

日本社会にはヘンテコな慣行が横行している。 雪道で自損事故を起こし、保険会社とやり取りが始まりました。 スマホに電話がかかってくるのですが、出られないので留守電となります。 会社名と自分の名前はおっしゃるのですが、用件をまったくおっしゃらない…

よくわかってないのに「インボイス」だって…

インボイスか、ふーん。と思っていたが、月刊社労士11月の税理士さんの記事を読むと、実害があるようだ。 今さらなにがインボイスや、横文字使えば恐れ入ると思ってのことか。 iDeCoやNISAと同じ手口だが、あちらは得かもと思わせるだけだが、こちらは強制力…

働き方改革に前のめりだった安倍さん、結局なにがしたかったんだろう?

働き方改革についての研修講師のお話をいただいた。 この機会に、「働き方改革とはいったいなんだったのか」、振り返ってみたいと思った。 研修のタイトルは「働き方改革はなぜ必要だったのか」である。 過去形である。 まだ完成していないのに。 頓挫してい…

岩崎仁弥さんの労働時間制度の解説とてもよかったです

ビジネスガイド10月号の、岩崎仁弥(いわさききみや)さんの、「労働時間制度の「原則」と「例外」を考える」はすごく勉強になった。 我が国の労働時間制度はなぜわかりにくいのか?という問いを立てて、それに答える解説という形である。 問いの答えは、複…

代表取締役もコンビニオーナーも労働者ではないが、支配されていることに変わりはない

月刊社労士8月号の労働保険審査会裁決事例は代表取締役の労働者性が争われた事件であった。 実質トップから業務全般の指示を受けていた社長が職場で首をつって自殺したのだが、遺族が労災保険の葬祭料を請求したところ、支給しないとの処分を受け、処分の取…

ディベート甲子園では労働問題も出てきます

夏と言えば甲子園であるが、野球だけではなく、ディベートにも甲子園があります。 全国中学高校ディベート選手権(ディベート甲子園)である。 今年の論題は 中学生が「日本は中学生以下のスマートフォンなどの使用を禁止すべきである。是か非か」 高校生が…

判例とは言うが、判例法となると膨大な判例を読むことに…

法学部通信教育もようやく終わりが見えてきました。 レポートの評価のところには、どの担当教授からも、卒業目指して頑張ってくださいとのコメントが見られます。 卒業できない可能性もあるわけです… レポートが提出できなかったり、試験を受けられなかった…

「ビジネスガイド」はやはり役に立ちます

なんか久しぶりに「ビジネスガイド」を買いました。 定期購読をしていると、たまっていくいっぽうで、大変ストレスが大きいのですが、町に1件しかない小さな書店にビジネスガイドが置かれていたので4月号から気分によって購入することにしてみました。 他に…

惰性で続けていることをやめるのは簡単か難しいか

惰性で続けていることをやめるのは難しいと勝手に思い込んでいた。 もちろんただの思い込みである。 平成28年度から続けていた、人材派遣会社パソナが厚労省から請け負って、社労士や中小企業診断士等にやらせている、企業に育児休業や介護休業の説明をする…

人事労務を生業とする社労士に聞かせる「モノ」の話

月刊社労士には童門冬二の、歴史から学ぶビジネスのあり方的な連載がある。 説教くさいし、孫氏や孔子など偉人をたとえに出す話は好きではないし、日本の武将や商人の話はなおのこと、好きではない。なので読み飛ばしていた。 しかし、1月号の連載のタイトル…

大正時代に年次有給休暇を使い切った登山家加藤文太郎。

数年前、富山駅のビルに入っている書店でヤマケイ文庫を2冊購入した。数ページ読んだだけで放置していたが、なにげなく手に取り読み始めた。 大正時代の登山家加藤文太郎の伝記である。 小説家新田次郎の「孤高の人」が有名であるが、私が読んだのは谷甲州の…